必見!相場が動くタイミング
為替取引を始めると24時間取引されているとはいっても
値段が動く時間になんとなく偏りがあることに気付かれる方もいるでしょう!
今回はその時間帯と理由について説明します。
ポイントを抑えることで効率的な取引ができるでしょう。
「午前中の動き」
- 07:00~
前日海外市場の値動きをチェック
特に何が材料となって相場が動いたか?
取引のヒントは前日の動きから探ることができます。
チャートを見ながら相場をイメージしてみましょう。
リスク管理上、非常に大切なことです。
- 08:50
日本の主な経済指標発表時刻
GDP(四半期毎)日銀短観貿易収支機械受注など
一般的にこれらの指標は
前年同期や前回の数値より良いか・悪いかで判断されるわけではありません。
既にマーケットにはこれら指標の予想数値が出ていて織り込まれているのです。
よって指標発表時には
事前のマーケット予想より良いか・悪いかに注目が集まって
予想に反した場合はその度合いが大きいほど値動きも大きくなるのです。
景気対策の効果を探るため
指標に対する反応も大きくなっているので
為替だけじゃなくて株式や金利市場での注目度は
非常に高い時間帯です。
- 09:00
東京株式市場スタート
株価動向が為替相場に連動しないこともたまにありますが
株式市場はヘッジファンドや機関投資家の動きに左右されることが多いです。
海外機関投資家の日本株比率が話題になったり
それに対する為替の実需の玉は
大きなインパクトを与えます。
- 株高=リスク回避姿勢後退=リスク志向=円安
- 09:55
電信仲値(TTS,TTB)相場決定
外銀や邦銀など関係なく
輸出入企業の仲値決済オーダーは朝から続々入ってきます。
各支店から
- カスタマーデスクへ
- カスタマーディーラーからスポットデスクへ
と注文が流れます。
銀行のスポットディ-ラーは
目の前のPC画面で仲値が決定するこの時間まで
売り・買いの注文バランスを見ながらマーケットでカバーを行ないます。
- 11:00
輸入企業の入札時間
投信による新規外債投資の入札も同様ですけど
スポットディ-ラーにとって過酷な時間帯。
セリ市場と同じなのでカスタマー(輸入企業)にとって
有利なプライスを提供しなければいけないのです。
- 12:00
ランチタイム
マーケットの流動性が一旦低下する時間帯です。
「午後の動き」
- 14:00
ヨーロッパ勢参入
オーダーを置かなかったディ-ラーが早めに出社して損切りしたり
また仕掛けのポジションを振ってみたりと
欧州勢がどちらから入ってくるか目が離せません。
客観的に
欧州勢が「買い」もしくは「売り」
どちらからマーケットに入ってくるかを考えてみましょう。
- 15:00
オプションのカットオフタイム(東京カット)
オプション満期日の場合
そのレベルを上回るか下回るかで
オプションを行使するかが決定します。
なので大きいオーダーは市場参加者の間で情報交換されたりしています。
- 16:00~19:00
「欧州時間」
- 19:00頃
アジア時間の参加者退社時刻
オーダー(ストップロス、テイクプロフィット)は欧州市場に伝達済み。
欧州勢は東京の市場参加者が
どちらのポジションに傾いているかを情報をもっています。
ポジションの需給バランスはすごく重要で貴重な材料となります。
「ニューヨーク時間」
- 21:30頃
米国主要経済指標発表(サマータイム時)
米ドルは何と言っても基軸通貨なので
景気動向を見極める意味で大変重要。
- 「今晩どんな指標が発表されるのだろう。」
- 「またその予想は?」
などを必ずチェック!
- 23:00頃
オプションカットオフタイム(NYカット)※サマータイム時
東京カットと同じく
オーダーはどこのレベルにあるのか
またその規模等情報を探ってみると相場が見えてくるかもしれません。
- 24:00
ロンドンフィキシング(サマータイム時)
この時間はロンドンフィキシング(ロンドン16時)といって
東京市場における「仲値」と同様に基準レートを決める時間となります。
世界中の機関投資家が
このロンドンフィックスで値を決めることが多いので
東京時間の仲値よりもひとつのレートで決まる出来高は多いといえます。
- 25:00
欧州勢退社(ロンドン17時)(サマータイム時)
ヨーロッパから引き継がれたオーダーブックを見て
NYインターバンクディ-ラーはマーケットのポジションバランスを把握。
また、大きなオーダーを参考にして
NY勢はオーバーナイトのポジションを持ちます。
※この時間帯を過ぎるとマーケットの流動性が極端に低下
以上がマーケットが動きやすい時間帯です。
マーケット参加者のうちインターバンク勢は
ストラテジックなポジションよりも
超短期というスパンで利益を取ろうとしていることが多いのです!





